電車内での盗撮行為 電車内での盗撮行為

相談

この前の週末に都心に買い物に行ったときの帰りの電車内でのことです。休日とはいえ帰宅時間帯だったので電車内は結構混んでいて、座席は全て埋まっていてつり革をつかまりながら立っている人も結構いる状態でした。私は電車内で裾の短いズボンを履いた若い女性を見つけてしまい足が綺麗だったことから、持っていたスマートフォンを動画モードにして胸あたりに持ちこっそり撮影していました。撮影していた時間はおそらく1分位だと思います。そうしたところ、近くにいた男性から「盗撮してますよね」と声をかけられ、私はとっさに「していない」と答えたのですが、「スマホを見せろ」「見せない」のやりとりになり電車内は騒然となりました。私と、その男性と被害者の女性は次の駅で一旦降りたのですが、私はそのタイミングで一目散に駆け出しました。何人かに追いかけられたのですが、私は改札を抜けなんとか逃げ切ることができました。ただ後から考えると、私が改札を抜ける際に定期としても使用しているSuicaで改札を抜けたため私の個人情報が残っているかもしれません。110番通報されたのちにSuica情報が解析され後日逮捕されないか不安です。

該当しうる罪名

迷惑防止条例違反(都道府県により名称は異なる)

後日逮捕の可能性

電車内で女性のスカート内等を盗撮すれば迷惑防止条例違反に当たるのはもちろんのこと、最高裁判所は、女性の後ろを執拗に付け狙い、カメラ付き携帯電話でズボンを着用した同女性の臀部を背後より至近距離にて撮影した盗撮行為について迷惑防止条例の「卑わいな言動」にあたるとしています。このように下着や裸体ではなく着衣の姿の盗撮を含む撮影行為であっても迷惑防止条例に違反します。そのため、あなたの行為も条例違反に該当するとして警察により捜査がなされる可能性は十分にあります。本件においては被害女性の目の前で逃走していることから、被害女性の被害感情も強く、被害女性から警察に対して徹底した捜査を求めることもあり得るでしょう。警察が駅の防犯カメラやSuica情報を解析することであなたを特定し後日逮捕に至る可能性もあり得るでしょう。電車内盗撮で逮捕されると、同時に報道されるケースも多々あります。さらに、近年では、駅構内に加えて、電車内にも防犯カメラが設置されているケースがあるため、あなたの容貌や犯行状況がはっきり残っている可能性も十分考えられるでしょう。顔の映像が残っていれば公開捜査になることも考えられます。

対策

弁護士同伴で自首することにより、逮捕を回避し、職場や家族に知られないように事件を処理することが考えられます。逮捕までは数週間から数か月かかることが考えられますので自首を決めた場合には早期に自首を実行する方がよいでしょう。自首後は同時に被害女性に対して示談交渉を行い被害届の取下げを求めていき不起訴処分の可能性を上げることが考えられます。

弁護士費用

着手金 44万円(税込)~
成功報酬 0円~66万円(税込)

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