盗撮で逃走後、110番通報の有無、警察に被害届が出されたかを知りたい
警察に110番通報されているか、被害届が出ているか知りたい
例えば、駅で盗撮をしていたところ被害者や第三者に見つかり、その場から逃走したというケースで、被害者から警察署に被害届が提出されているか否か、110番通報されているか否かを知る方法はあるのでしょうか?
結論から言うと、被害届が提出されているか否か、110番通報されているか否かを知る方法はありません。
犯人が匿名で警察に電話したとしても、警察は教えてくれません。弁護士から連絡した場合でも、自首前であれば、同じく教えてくれることはありません。警察にとって、被害届が提出されているか否かは捜査情報になり、捜査情報が外部に開示されることはありません。また、犯人が匿名で公衆電話から警察に電話したところで、警察からしたら誰かわからない相手に捜査情報を明かさないのは当然のところで、むしろ、そういった電話は犯人特定のきっかけになる可能性すらあります。
また、地方自治体が不審者情報をSNSで発信していますが、地方自治体の不審者情報に掲載されていないからと言って通報がないとは言えません。不審者情報は事件直後に通報があった場合に掲載されるので、事件から一定期間経過後に通報があった場合には、不審者情報に掲載されません。
被害者から「消してくれれば大丈夫です」と言われていても、実際はその後に被害届が出されているケースも多い
被害者に盗撮行為を咎められ、その場で被害女性から「消してくれていれば大丈夫です」「もうしないでくださいね」と言われ、「穏便に済ませることができた」と思っていても、その後に被害女性が被害届を提出しているケースは散見されます。
被害女性は、咄嗟の盗撮被害に遭った動揺や恐怖から、状況がよく理解できないまま「消してくれていれば大丈夫です」とその場では答える傾向にあります。多くのケースで、被害女性は、犯人が想像している以上の強い恐怖を感じています。被害女性が後に冷静になり、家族・学校の先生等に相談した際に、「警察に通報しておこう」となるケースは少なくありません。
被害申告や通報を受けた警察は、裏付け捜査を進め、一定の証拠が揃った場合には、被害届を受理し、犯人特定へと本格的な捜査を進めます。その結果、犯人が特定できた場合には、後日、逮捕令状をもって犯人の自宅や職場等に訪れます。事件から半年~3年経過してから後日逮捕になるケースもあります。
まとめ
犯人特定・逮捕される可能性があるのか。自首した方が良いのか、何もしない方が良いのか。自首することで逮捕・報道を避けられ、職場・家族に知られずに済むのか、インターネットでひたすら検索する人もいます。しかし、インターネット上には古い情報が混在しており、特に2023年の法改正前・撮影罪施行前の情報については、現在の状況とは異なり誤っている情報と言えます。また、事件から時間が経過するほど、犯人側の選択肢が減る傾向にあります。まずは、正確な情報を得るため、盗撮事件に強い弁護士へ相談することが、先の生活にとって最良の選択肢となるでしょう。

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